【広報協力】2/9(金)公開:映画「風よ あらしよ 劇場版」
映画「風よ あらしよ 劇場版」が、2/9(金)より、全国の劇場で公開されます。
大正時代に、個人として自由でありたいと願った主人公 野枝の想いを、現代を生きるセクシュアル・マイノリティに重ねて観ることもできる作品ではないでしょうか。
よかったら、ぜひ劇場でご覧になってみてください。
(Tsunagary Cafe)
1923年9月、関東大震災後の混乱のさなか、筆一本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた女性、伊藤野枝を描いた本作。
大正中期、女性は結婚前には父に、結婚後は夫に、夫の死後は子に従うことが正しく美しいとされた時代。
男尊女卑の風潮が色濃い世の中に反旗を翻し、喝采した女性たちは社会に異を唱え始めた。
福岡の片田舎で育った伊藤野枝(吉高由里子)は、貧しい家を支えるための結婚を蹴り上京。
平塚らいてう(松下奈緒)の言葉に感銘を受け手紙を送ったところ、青鞜社に入ることに。
青鞜社は当初、詩歌が中心の女流文学集団であったが、やがて伊藤野枝が中心になり婦人解放運動に発展していく。
野枝の文才を見出した第一の夫、辻潤(稲垣吾郎)との別れ、生涯のパートナーとなる無政府主義の大杉栄(永山瑛太)との出会い、波乱万丈の人生をさらに開花させようとした矢先に関東大震災が発生。
理不尽な暴力が彼女を襲うこととなる――。